Gracias

 
バルセロナ2日マドリード1日弾丸一人旅に行ってきた!
 
かなり前に航空券とった&オフシーズンということもあり
往復航空券55€
宿はバルセロナ1泊25€、もう1泊はバルセロナマドリードの夜行バス7€で、、
という貧乏強行旅。
 
今回の目的はサクラダファミリアinバルセロナ
ゲルニカinマドリードを見ること!
 
 
 
1日目は朝4時起きで、ガウディの他の建築物を見たり
ピカソ美術館に行ったり
 
2日目はサクラダファミリアへ!
実物見ると本当にすごすぎて、、言葉にできない!!
説明を聞きながら見て回れて、その意図や物語もとっても面白い。
ガウディは誰しもを受け入れて、
その建物全体を通してキリスト教の教えを伝えるように作ったようで
私はクリスチャンじゃないけど、すごく興味深かった!
 
 
3日目は念願のゲルニカを見に行った。
 
話は変わるけど、、
うちの高校はまじめでつまらなかったので
みんなが思い描くような文化祭はなく
1年の文化祭の時なんて、
各クラス1人偉人を取り上げ、それを展示発表するというものだった。
文化祭とは?!
 
うちのクラスはピカソを選んで、
渡り廊下全部を黒く囲んでゲルニカを描こうということになった。
 
クラスメイトにあっちゃんという絵の上手い不思議な子がいて
とても大人しいけど、その時は舵を切って進めてくれて
結果なかなか迫力のあるいいものが出来上がった。
私は当時絵にさほど興味もなく、描くのもすごく苦手だったけど
その出来上がりには結構感動してた。
 
それからなぜか美大に行くことになり、
ピカソの他の作品も見たりして、ピカソが好きになった。
 
いまでもその高校のときのことを覚えていて、
いつか本物を見てみたいなとずっと思っていたので
今回はその夢を叶えにきた!
 
念願だったこともあり、実際見たときは震えた。
物理的にでかいし、実物のパワーはやっぱりすごい。
 
ゲルニカというのはスペインの街の名前で
スペイン内戦によって世界初の無差別爆撃が行われた場所で
それを受けてピカソが描いたのが”ゲルニカ"
 
ピカソは闘牛が好きだったそうで、牛はよく登場するモチーフで
ゲルニカにも描かれていた。
この牛は反乱軍(=暴力、破壊の象徴)を表しているのでは、という分析もあるみたいだけど
ピカソ曰く
”モチーフに意味なんてなくて、見たものあるものをそのまま描いただけ"
なんだそう。
 
私は戦争には何が悪くて敵でなんてなくて
戦争を始めちゃったら、その事自体が悪であって
なんにしたってやっちゃだめなんだよなって改めて思った。
反乱軍の兵士だって生きる権利や家族がいるはずで
本当に戦争はやっちゃだめなんだよ!!
 
今のイスラエルでの戦争も複雑な宗教観や歴史があってのことだけど
やったらだめ、ぜったい。
 
 
 
なんか長くなっちゃったけど、今回はボロボロになりながら見て回ったので
忘れないうちに、、
唐突におわり。